Spikes Asia 2018に行ってきました! Posted on


(左から)Mike Sunda、Jonathan Hart、Zélia Sakhi、James Hollow

スノボと柔道の共通項を聞かれたら、あなただったら何と答えますか?

‘Data Spikes: The Real Games Behind the Japan Olympics’というテーマでSpikes Asiaに登壇したマレンロウ・グループ・ジャパンは、平昌オリンピック時の視聴者行動データに見られる意外な回答について発表しました。

視聴者行動を分析したのは、当社Head of Data Science and AnalyticsのJonathan Hart。
アルペンスキー、フリースタイルスキー、スノーボードの視聴者グループは、同じスキーであってもスキージャンプやノルディック複合スキーの視聴者と異なることを説明。さらには「スリルを求める」前者の視聴者グループが、2020年の東京オリンピックでは柔道、馬術、スカッシュ、サーフィン等を観るという仮説が立てられることを解説しました。

データを分析し戦略を練るこのアプローチに、カルチャーという側面を与えたもの(カルチャー・アナリティクス)が、社内プロジェクトであるTokyo 2020。消費者を取り巻くカルチャーを着眼点とすることで、ブランドがターゲットに及ぼす影響力を最大化できるという理念です。

カルチャー・アナリティクス概要

「データを分析してみると、データが指し示す消費者行動別のグループ分けと、人の直感的なグループ分けに乖離があることがわかります。」Tokyo 20XXのプログラムリーダーであるMike Sundaは、カルチャー・アナリティクスを採用することで仕事の幅が広がったと話しました。

Head of Experienceを務めるZélia Sakhiは、東京オリンピックにさいして、公式スポンサーでない企業が取るべき戦略の切り口として、カルチャー・アナリティクスを語りました。

Campaign Asiaの記事はこちら:
https://www.campaignasia.com/article/a-better-way-to-game-the-olympic-games/447398