PEOPLE : ニシャント・シャー(クリエティブ・ディレクター) Posted on


今年3月からマレンロウ・グループ・ジャパンでクリエイティブ・ディレクターを務めるニシャント・シャー(Nishant Shah)。インド出身の彼が、ドバイから日本へ引っ越し半年経った今、彼が感じていることを聞きました。

1. 東京に引っ越されて半年。生活には慣れましたか?
半年経った今も小さなミスは絶えない毎日ですが、環境に慣れる過程を楽しんでいます。日本語が拙いことと、ビーガンであることが生活において難題ではあるものの、新しい文化を学ぶことは怠らないようにしています。間違いを恥じることなく明るい気持ちで取り組んでいます。人を笑わせることが好きな性格なので、友達もでき、もう日本がホームです。

2. 東京のクリエイティブ・シーンについてどう思いますか?
クリエイティブの自由さをうたう様な都市で働いていたこともありますが、東京のクリエイティブ・シーンは、他と異なる何かがあります。私がここで知り合ったクリエイティブの方々は、自らの技術や仕事に確かな自信を持っていて、他の都市ではありえないほど容易にネットワーキングやコラボレーションが実現します。実際、私も現在一度しか会ったことないクリエイティブの方々とパッション・プロジェクトを進めており、このレベルの気軽さで何かが実現するというのは唯一無二だと思います。

3. マレンロウ・グループ・ジャパンの職場はどうですか?
恵比寿にあるのでランチが美味しいです(笑)。あとは、メディア、クリエイティブ、データサイエンス、デザインテック、CX、部署関わらず柔軟にコラボレーションしながらクライアントへソリューションを提供するという意味で、グループとして掲げている通り”hyper-bundled”な組織だと感じます。社内は様々な専門・強みをもち、人と働くことが好きな人の集まりです。多国籍企業でありながらもスタートアップ精神を忘れない点は、日本では他にないクリエイティブの形だと思います。大手の代理店で働いていたこともありますが、将来的には業界全体がこのような形になるのではないでしょうか。毎日楽しく働きながら、可能性にわくわくしています。

4. The Sucker Punchについて教えてください。
The Sucker Punchは、あるブランドの課題に対し「クリエイティブ」にソリューションを考える社内コンペです。2〜3人のグループに分かれて考えたアイデアを、外部ジャッジを迎えてプレゼンします。‘The Sucker Punch’ という名前は、「クリエイティブ」は決して生まれ持った才能がある限られた人だけでない、と私が確信した瞬間に由来しています。私自身、学生時代は勉強に打ち込んでいたので、卒業してから芸術を独学で勉強しました。アイデアを発案するということが、あらゆるものに気づき触れること、考える訓練を繰り返すことこととは自分の考えを信じることで誰でもできることだという気づきを周りの人にも経験して欲しいという思いから始まった取り組みですが、今のマレンロウ・グループ・ジャパンでは、全員が「クリエイティブ」であり、 ”hyperbundle”さに貢献していると思います。

5. 日本への移住を考えている海外のクリエイティブへアドバイスはありますか?
自分の仕事に、正直であること。そうすれば、新しい文化を吸収する中で素晴らしいことが起こります。東京であれどこであれ、クリエイティブとして自分のスキルと好奇心は忘れないよう心がけています。
あとは、日本人は飲むのが好きなので、気をつけてください。ウイスキーを何杯も共にする以外にも、仲良くなる方法はあるはずです(笑)。